2021年度大学院学位授与式が、3月28日(月)に日吉記念館で行われました。今年度秋学期の学位授与者数は、14研究科合計1,496名(博士学位200名、修士学位1,175名、専門職学位121名)でした。
前年度に引き続き、修了生・学位授与者の健康と安全、新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限配慮する観点から、参加者を修了生・学位授与者と一部の関係者に限って行い、式典の様子はインターネットで動画配信されました。
式は、松浦良充常任理事の学事報告に始まり、伊藤公平塾長から各研究科修了者の代表に学位記が授与されました。続く式辞の中で伊藤塾長は、コロナ禍の困難な状況にありながらも研究を遂行し学位を取得した修了者をたたえました。そして、研究者を志す修了生には、学術の発展のために誰かが取り組まなくてはならない未踏のテーマに取り組むことを、実務家としての道を歩む修了生には、挑戦・学び・創意工夫・チームワークによって豊かで平和な生きがいのある世界を作っていくことを期待すると激励し、先導者としての理想の追求を徹底してほしいと語りました。
その後、教職員を代表して松尾弘法務研究科教授の祝辞があり、最後に混声合唱団 楽友会による塾歌合唱で締めくくられました。
式典当日は天候にも恵まれ、満開の桜の下で、この日を迎えられたことを喜びあう修了生の姿が各所で見られました。