式は、混声合唱団 楽友会による塾歌合唱に始まり、松浦良充常任理事による学事報告のあと、伊藤公平塾長からの学位記授与、表彰状授与、また卒業生への激励をこめた塾長式辞がありました。式辞で伊藤塾長は、新型コロナウイルス感染症とウクライナ危機という歴史の一大転換期に直面している卒業生に向け、「常に学び挑戦する」、「世界に出る」、「祝福された先導者を目指す」という3つの要素が重要であるとし、現状維持こそが相対的な劣化であると強調したうえで、今こそ一人ひとりが先導者としての自覚と行動と責任を全うするよう話しました。続いて、午前の部は塾員代表の中外製薬株式会社 名誉会長 永山治氏が祝辞を述べ、卒業生を代表して商学部4年の宮本惇世君が答辞を述べました。また、卒業25年を迎えた塾員も参列し、卒業生の門出を見守りました。午後の部では、伊藤塾長による式辞の後、塾員代表のデロイトトーマツグループ及び有限責任監査法人トーマツ ボード議長 後藤順子氏が祝辞を述べ、看護医療学部4年の小関乃愛君が卒業生代表答辞を述べました。
桜のつぼみがほころぶ日吉キャンパスでは、多くの卒業生の笑顔がみられ、華やかな雰囲気に包まれていました。