12月1日(木)、三田キャンパス東館G-Labにて、2022年度の小泉信三記念講座として、阿川尚之名誉教授による講演「正義の実現か、正しい解釈か - 合衆国最高裁と政治の関係」が行われました。
阿川名誉教授は米国ジョージタウン大学外交学部を卒業し、同大学ロースクールで学び、ニューヨーク州ならびにコロンビア特別区の弁護士資格取得。日米の法律事務所を経て、慶應義塾大学総合政策学部教授に就任し、在米国日本大使館公使、総合政策学部長、慶應義塾常任理事を歴任しました。
講演では、合衆国憲法の歴史を踏まえ、最近日本でも話題になる合衆国最高裁と政治の関係についてお話しいただき、さらには合衆国の国のかたちの中で最高裁が担う役割を考察いただきました。
参加者は皆熱心に聴講し、知見を深めました。