2026年5月25日から29日にかけて、「RENKEI Early Career Researcher (ECR) Collaboration Lab 2026」が上智大学および東北大学で開催されました。慶應義塾大学からは、土屋大洋常任理事、武井良修准教授(法学部)、福島康仁准教授(総合政策学部)が参加しました。
RENKEIは、日本と英国の研究大学間における国際共同研究の促進などを目的としたネットワークです。2025年度は慶應義塾大学の土屋常任理事がCo-Chair(共同議長)を務めました。RENKEIでは加盟大学の研究者が参加するイベントを毎年開催しており、今年は“Beyond Boundaries: Exploring New Academic Frontiers of Space(境界を越えて:Space(空間)の新たな学術的フロンティアを探る)”をテーマに、若手研究者(ECR)の交流や共同研究促進を目的としたコラボレーション・ラボが実施されました。
本イベントのメインテーマである「Space(空間)」は、従来の宇宙空間(Outer space)だけでなく、海洋空間(Ocean space)やサイバースペース(Cyberspace)をも包含する、21世紀の人類活動の新たなフロンティアを指しています。日英から集まった研究者たちは、5日間の対話を通じて、これら3つの空間における技術革新(ロケット・衛星技術、深海資源探査、デジタルネットワーク等)がもたらす可能性や、それに伴う環境保全、法的な責任、国境を越えたガバナンスのあり方といった複雑な共通課題について、自らの専門分野や国籍の垣根を越えた学際的な視点から活発な議論を交わしました。
また、土屋常任理事は5月29日に東北大学で開催されたRENKEIの総会(Steering Committee meeting)にも出席し、RENKEI全体の運営や今後の計画について議論しました。今回のイベントは、将来の国際共同研究や日英の大学の強固なネットワーク形成へと繋がる有意義な機会となりました。