1872(明治5)年に『学問のすゝめ』が刊行されてから、2022年には150年を迎えました。これを記念し、慶應義塾では「ガクモンノススメ」プロジェクトとして卒業生との対談動画の公開をはじめ、さまざまな催しも実施しています。
西洋化が急速に進む混乱の中、民衆ひとりひとりが可能性を広げるチャンスとして、福澤諭吉は学問の重要性を広めました。人間が生きていく上で備えるべき姿勢を説く『学問のすゝめ』を、現代を生きる世代にも読んでいただくことを目的として、慶應義塾大学の各キャンパスの大学生協をはじめ、全国の書店でブックフェアを開催します。
年末年始には『学問のすゝめ』をぜひお手に取ってお読みください。ブックフェアでは、『学問のすゝめ』のほか、福澤諭吉の他の代表的な著作も取り揃えています。