塾生のみなさんへ
7月12日より東京都に4度目の緊急事態宣言が発令されることになりました。
慶應義塾大学病院は新型コロナウイルス患者を率先して受け入れ、隣接する国立競技場でのオリンピック・パラリンピックに対する医療体制の整備を進めてきました。ここから得られる専門的な知見に基づき、慶應義塾では、この時期に東京都の感染者数が増加に転じることも想定のうえで、緊急事態宣言下においても学びの場が維持できるよう、保健管理センターや医学部・病院のアドバイスをもとにワクチンの職域接種やPCR検査の活用なども含めて様々な準備を進めてきました。それらをふまえ、春学期の残りの期間および夏季休校期間については以下の通り対応します。
授業・定期試験:
大学において春学期に対面で行っている授業および春学期末定期試験は、教室定員を大幅に抑え、換気のモニタリング等を通して感染症対策の徹底に努めており、予定通り対面形態にて実施します。
課外活動:
大学における公認学生団体による課外活動については、移動を最小限にとどめるなど感染症対策をより徹底して行ってください。課外活動の理念に基づき、感染予防・感染拡大防止に細心の注意を払い、周囲への配慮を忘れず、諸君が自らの団体のために作成した感染対策の遵守と、その上を行く責任ある行動を求めます。詳細については、学生総合センターおよび体育会事務室の指示に従ってください。
授業、試験、課外活動は塾生にとって重要な活動です。一方、キャンパス外での不要不急の食事、飲み会、旅行等は徹底的に自粛してください。全社会の先導者を目指す塾生諸君の規律ある行動に期待します。