〇 ひとりひとりの感染防止への自律した意識を高める
課外活動を含めたキャンパスライフの安全や安心は、究極的には、キャンパスに集うひとりひとりの感染予防に向けた意識の強さに基礎づけられます。大学はワクチンの接種やPCR検査キットの配付など、具体的な感染予防のための対策を講じてまいりますが、それらの対策が真に実をむすぶためには、日ごろの感染を避けるための慎重な行動や自律した健康管理が重要です。自らの安心安全の配慮が他者の安心安全の配慮にも連なるとの互恵的な信頼感こそが、キャンパスを安全に開放する鍵となるのです。
〇 ワクチン接種の促進※
政府による新型コロナウイルスワクチン職域接種プログラムを最大限に活用し、6月21日から8月末日までを期間とし、本人の意志に基づき、塾生や教職員を中心としたワクチンの集団接種を集中的に行い、集団免疫の早期獲得を目指します。
〇 PCR検査の推奨と継続※
ワクチン接種と併行して、あるいは接種終了後においても継続的に、PCR検査の活用を塾生や教職員に推奨し、感染予防の自覚を促します。とりわけ、体育会やサークルなどの課外活動に参加する塾生は、PCR検査の自主的な利用を通して、より安全で活発な活動の実施を目指してほしいと思います。また、事情によりワクチン接種をしない方や、休暇による帰省を予定する塾生にも適宜利用できる環境を整えます。
※なお、身体的な事情も含め、様々な事情でワクチン接種やPCR検査を受けられない方に、そのことを理由に差別や排除、機会が奪われる等の不利益が及ばないよう、義塾として配慮をしてまいります。
新型コロナウイルス感染症対策本部では、上記の基本方針、3つの方策を基軸として、その実現のために、より細かな基準や運用の方法を考案し周知してゆく所存であります。各位におかれましては、ますますのご協力を賜りたくお願い申し上げます。