学生ボランティア組織「KEIO 2020 project」が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウン功労者として選出され、9月28日に行われたオンライン表彰式にて、丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣より感謝状が贈られました。
この感謝状は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたホストタウンの取組みで顕著な功績のあった団体や個人に贈られるものです。
「KEIO 2020 project」は、横浜市・川崎市・慶應義塾大学が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会英国代表チームの事前キャンプ地として決定した2016年に、体育研究所のもとで結成された塾生のボランティア組織で、大学に滞在する英国代表チームをサポートすべく準備を進めてきました。新型コロナウィルスの感染拡大により、本来予定していた活動は厳しく制限されましたが、事前キャンプのためのおもてなし動画の作成や、英国代表チームが宿泊する客室やオープンスペースへの折り紙や応援メッセージの設置、行動区域の制限がある選手のためのチャットルームを開設など、さまざまな工夫をこらし代表チームを迎えました。これらの取り組みについて、英国代表チームの選手や関係者からはSNS上で多くの喜びと感謝の声が発信されました。また、大会後には横浜初等部の生徒と英国パラリンピアンのオンライン交流会を企画、実施し、夜間の開催にも関わらず400名を超える視聴があり、国を越えた交流の素晴らしさを体験できる機会をつくりました。
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