慶應義塾大学殿町タウンキャンパスをはじめ多くの企業や研究機関が集積する羽田空港近くの「殿町国際戦略拠点キングスカイフロント」にて、8月1日(木)に、今年で第7回目となる「キングスカイフロント 夏の科学イベント2019」が開催されました。主に小学生を対象に、科学の楽しさを身近に感じてもらう体験型イベントで、キングスカイフロントに関係する企業や研究機関が、それぞれの特色を活かした科学実験や工作教室など約40種類のブースを出展しました。
殿町タウンキャンパスは、「マシュマロタワーでジュニアドクター体験!」、「ゲーム設計から考えるプログラミング」、「自分で作った釣り竿で魚つりゲームを楽しもう!」の3つの出展を行いました。今年は、「JSTのジュニアドクター育成塾(※)」のアドバンスドコースに参加する中学生が自らの研究の中間発表を行う場として本イベントにのぞみ、その後「マシュマロタワーでジュニアドクター体験!」を司会役など役割分担して小学生やその保護者の方々に体験してもらいました。参加した子どもたちは、試行錯誤しながらゲームに取り組んだり、ジュニアドクターらのプレゼンに真剣に聞き入っていました。
猛暑の中、イベント全体には昨年と同様に約2500名もの参加者が訪れ、大盛況となりました。
(※)ジュニアドクター育成塾:国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が実施し本学が採択されたプログラムで、科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、理数・情報分野の学習等を通じて、高い意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘し、さらに能力を伸長する体系的育成プランの開発・実施を行うことを支援する取り組みです。本学では2018年度から実施しています。
https://www.tonomachi-wb.jp/juniordoctor/