8月3日、大分県中津市に市民の学習・交流施設「新中津市学校」がオープンしました。明治4年に福澤諭吉の提言によって中津に開校した「中津市学校」の精神を受け継ぎ、旧中津市歴史民俗資料館の建物を改修し、新たな学びの拠点として開設されました。
今後、新中津市学校では、中津市と慶應義塾が連携して、歴史資料の共同研究やそれらに関する情報発信などを行っていきます。
同日、オープニング式典が行われ、奥塚正典中津市長や長谷山彰塾長他がテープカットを行いました。引き続き中津市内の4校の高校生と、渡部直樹常任理事、井奥成彦福澤研究センター所長などが「今、そして未来に求められる人材」をテーマにパネルディスカッションを行い、地域とグローバルなど、さまざまな観点からの意見が交わされました。