三田キャンパスの東別館解体跡地に建設される「学術資料展示施設(仮称)」の地鎮祭が、4月17日(水)、建設予定地にて行われました。
神事には長谷山彰塾長をはじめとした慶應義塾関係者、設計監理者の株式会社三菱地所設計、施工者の東急建設株式会社、日本電設工業株式会社、三建設備工業株式会社、近隣関係者などが列席し、鍬入之儀、玉串奉奠などが厳粛に執り行われ、引き続いて東館ホールにて直会が行われました。
完成後に同施設内に開設される「慶應義塾ミュージアム・コモンズ」には、文化財の収蔵庫、展示室、教育的活用を展開するための実習室等を備え、先端的なIT技術を駆使した、アナログ・デジタルコンテンツ融合型の新たな展示・収蔵モデルを展開する予定です。
建物は地上11階建てで、竣工は2020年6月、展示施設の開設は2021年3月の予定です。
また、三田キャンパス図書館旧館内には、慶應義塾の歴史や伝統を広く紹介すると同時に、慶應義塾の理念や文化を世の中に発信する場として、「塾史展示室(仮称)」を整備する計画(2020年夏完成予定)で、ミュージアム・コモンズを中心として、今後さまざまな形での展示に連携利用していく予定です。
(参考)
[プレスリリース] 慶應義塾が全塾的学術・文化資料施設「慶應ミュージアム・コモンズ(仮称)」を2020年度中に開設
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2018/1/31/28-41180/