2018年度大学院学位授与式が、3月28日(木)に日吉会堂で行われました。日吉記念館が建て替え工事中のため、昨年に引き続き、日吉キャンパスにある日吉会堂での実施となりました。今年度の学位授与者数は、14研究科合計1,712名(博士学位221名、修士学位1,324名、専門職学位167名)でした。
式は、青山藤詞郎常任理事の学事報告に始まり、長谷山彰塾長から各研究科修了者の代表に学位記が授与されました。続いて長谷山塾長は式辞で、福澤諭吉の「半学半教」と「実学」の精神についてふれ、慶應義塾で学んだことはすべて「実学」であり、それぞれが大学院において得た知識や能力を活用して社会に貢献していくことを願っていると語りました。また、慶應義塾の自由な気風の中で学んだことは、それぞれの人生を豊かにするものであるとも語り、修了者一同にエールを送りました。
その後、教職員を代表して千田憲孝理工学研究科委員の祝辞があり、最後に塾歌を斉唱して式典は終了しました。
式には外国人留学生も多く参列し、幅広い年代の修了者がその家族とともに日吉キャンパスに集いました。式典後、修了者は研究科ごとの会場で学位記を受け取り、見ごろを迎えた満開の桜のもと記念撮影をするなど、それぞれの新たな門出を祝いました。