2019年3月26日(火)午後、芝共立キャンパスにて「慶應義塾大学薬学部 創薬研究センター公開シンポジウム2019」が開催されました。
慶應義塾大学薬学部 創薬研究センターは、創薬を中心とする分野において、慶應義塾内外の関連する研究機関等と密接に協力しながら、創薬研究の成果を広く社会に還元し、健康長寿社会の発展に寄与するとともに、創薬分野における優れた国際的人材の育成を目的としています。薬学部および大学院薬学研究科の有する機能を結集し、国内外の研究機関、政府機関、企業、関連団体等との研究協力、共同研究プロジェクトの推進を通じた創薬研究コンソーシアムの構築を目指し、現在はプレシジョン・メディシン分子診断プロジェクト(PreMo)、抗体免疫先進研究プロジェクト(Primab)、創薬メタボローム研究プロジェクト(iMeC)の三つの産学連携プロジェクトが進められています。
会の冒頭に、研究担当および芝共立キャンパス担当青山藤詞郎常任理事が挨拶をし、続いて、金澤秀子薬学部長が創薬研究センターの概要について述べた後、2018年10月に就任した金倫基創薬研究センター教授がセンターの展望について講演しました。続いて各プロジェクトの概要と技術について紹介する講演が行われました。会場に集まった多くの産業界、他学部・他大学の研究者らが熱心に聴講し、質疑応答も活発に行われました。
最後に、創薬研究センター長の三澤日出巳薬学部教授が閉会の挨拶をし、シンポジウムを締めくくりました。