日韓を代表する4つの私立大学の学長が一同に会する、第17回日韓ミレニアムフォーラムが11月26日(火)、27日(水)の両日、早稲田大学で行われました。
慶應義塾大学からは、長谷山彰塾長、小尾晋之介常任理事、研究者セッションで発表を行う山尾佐智子経営管理研究科准教授、蟹江憲史政策・メディア研究科教授等が参加しました。
11月26日は歓迎夕食会が開催され、Gwan-pyo Nam駐日韓国大使が来賓として挨拶を行いました。長谷山塾長は、慶應義塾大学の国際展開およびその運営等について、世界的見地から塾長の諮問に応える有識者組織「グローバル・アドバイザリー・カウンシル」(Global Advisory Council)のメンバーの一人である延世大学のYong-Hak Kim総長と、和やかな雰囲気のもとで、両大学間のさまざまな分野でのさらなる連携強化に向けた懇談を行い、記念品の贈呈を行いました。
今回のフォーラムのテーマは"Visions and Actions for Sustainable Society: Roles of Universities in Korea and Japan" で、11月27日午前の学長セッションに引き続き、午後には学生セッションと研究者セッションが行われました。学生セッションでは、持続可能な社会における大学が果たすべき役割について、4大学を代表する学生が発表を行い、4学長からの講評を受けました。研究者セッションでは、SDGsにおける①教育が果たす役割、②地域コミュニティとの連携という2つのテーマで、4大学の研究者による発表および意見交換が活発に行われました。