11月26日(火)、日吉キャンパスにおいて、テロ災害を想定した防災訓練が実施されました。今回の訓練は港北消防署が主幹し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えて、テロ災害発生時における関係機関との連携と災害対応力の強化を目的としています。学生、教職員等約50名のほか、警察、消防、区役所、病院等から合わせて約60名が参加する大規模な訓練となりました。
当日は、不審者が毒劇物を散布し多数の負傷者が発生したとの想定のもと、学生・施設利用者の避難誘導、警察官による不審者の確保、消防隊員による毒劇物の無害化と取り残された負傷者の救護活動等が実施されました。また、英語や中国語など多言語での放送やサインボードを用いた避難誘導も行われました。
キャンパスには除染のための仮設テントが設置され、防護服を着た消防隊員が行き来するなど臨場感と緊張感あふれる訓練となり、災害への心構えを新たにする機会となりました。