10月2日夜、三田キャンパス北館ホールにおいて、BBCの公開討論ラジオ番組の収録が行われました。パネリストへの質問は、高齢化社会における貧富の格差の拡大、引き上げられたばかりの消費税の景気への影響、外国人労働者と移民政策、夫婦別姓をめぐる問題、香港でのデモ、集団的自衛権など、現代日本が直面しているさまざまな課題やラグビーワールドカップの話題についてでした。
当日のパネリストは、総合政策学部白井さゆり教授、自由民主党松川るい参議院議員、立憲民主党牧山ひろえ参議院議員、「ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命」の著者、ロナルド・ケルツ氏でした。
会場は、高校生・大学生や仕事帰りの会社員など、200名を超える聴衆の熱気で満たされました。慶應義塾の創立者福澤諭吉は、1875年、封建制度下にあった日本の人々が、自分の意見や視点を自由に表現することを奨励し、日本で最初の演説館を開館しました。その三田演説館がある、三田キャンパスで行われた公開討論の模様は、全世界に配信されました。
この公開番組収録は、ブリティッシュカウンシルの協力により実施されました。討論の模様は、下記サイトからお聞きいただけます。
https://www.bbc.co.uk/programmes/w3csz0tb