1月23日(水)、長谷山塾長が、世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum/通称:ダボス会議)における世界大学長会議(GULF:Global University Leaders Forum) に参加しました。GULFは、世界の28大学の学長からなるフォーラムです。今年のテーマは「大学とテクノロジーのスチュワードシップ(受託責任)」でした。新しいテクノロジーについて、適切な形で研究開発を行い、それを公正に評価し、だれもが使えるものにするために、世界の研究大学がどのような役割を担うべきかについて議論しました。
長谷山塾長は、人々とテクノロジーが調和して存在する社会の実現に向けて、大学は倫理性の高い、公正・中立な機関として、テクノロジーの開発普及を進める産業界と法的な規制を実施する政府機関の間で調整を図るハブの役割を果たすことができるとし、また、自然科学・医学・工学などのいわゆる理系のサイエンスと、人文社会科学などの文系の学問分野の両方の教育と研究を包含する総合大学の重要性について言及しました。
同日夜には、日本の企業や慶應義塾大学など29団体が協賛するレセプション「ジャパン・ナイト」が催され、長谷山塾長は、2018年11月に本学から名誉博士号が授与された、IDEO社CEOのティム・ブラウン氏との再会を果たしました。