慶應義塾体育会野球部は、8月1日(水)、長期療養中の中学生1名をチームの一員として受け入れることをに日吉キャンパスで行われた入団式にて発表しました。この取り組みは特定非営利法人Being ALIVE Japanが企画・運営する「長期療養児とスポーツチームのマッチング事業(TEAMMATES)」を通して実現したもので、大学スポーツでは初めてとなります。
今回野球部に入部することになった岩田遼(いわたりょう)君は、成長軟骨に異常がある骨の病気で、身体的な理由から一般の野球クラブに参加しにくいため、TEAMMATES事業を通じて体育会野球部の練習に参加することになりました。
入団式では、体育会野球部員たちの花道を通って入場しました。岡浩太郎野球部長、大久保秀昭野球部監督からの歓迎の言葉ののち、岩田君が野球部への入団契約書にサインし、大久保監督からユニフォームが贈呈されました。岩田君の自己紹介のあと、野球部員から岩田君への質問や、それを受けた野球部員たちの掛け合いがあり、和やかな雰囲気の入団式となりました。
岩田君はこれから約5ヶ月間、1ヶ月に2回程度、練習参加や試合会場で野球部員のサポート等の活動を行っていく予定です。