5月12日(土)信濃町キャンパスにおいて、慶應看護100年記念式典・祝賀会、ならびにホームカミング企画(大同窓会)が開催されました。慶應義塾の看護教育は、1918年に大学部医学科附属看護婦養成所が設立されたことに始まり、今年で100年を迎えます。当日は約350名の来賓・招待者、塾生(在学生)、塾員(卒業生)、教職員等が出席し、慶應の看護教育100年を祝いました。
記念式典では、小松浩子看護医療学部長の式辞、長谷山彰塾長の祝辞に続いて、来賓の比企能樹連合三田会会長、イム・スッピン ウルチ大学看護学部長、エマミ・アズィタ ワシントン大学看護学部長(映像)、上泉和子日本看護系大学協議会代表理事、茶園美香紅梅会会長が祝辞を述べました。式典の後半では、記念映像「百年目の卒業生」が上映され、慶應看護教育の現在までの歩みを振り返りました。続いて、川添高志ケアプロ株式会社代表取締役社長(看護医療学部1期生)、真田弘美東京大学大学院医学系研究科教授による記念講演が行われ、次の100年に向け、看護が社会に果たすべき役割と最先端の研究知見を共有しました。その後、木下奈苗君(4年)と坂崎哲君(3年)が看護医療学部生を代表して「未来健康宣言」を行い、看護の未来を自らが先導していくことへの強い決意を発表しました。
記念式典後は、来賓・招待者、教職員等を中心とした祝賀会および別会場で塾員を中心としたホームカミング企画(大同窓会)が行われました。ホームカミング企画では、「今日まで、そして明日から」と題した座談会が行われ、卒業生と看護医療学部生が登壇し、塾員、塾生の立場からそれぞれの取り組みと思い出を語りました。座談会後にはさまざまな世代の塾員が慶應看護100年を祝いながら、再会を喜びあいました。
参加者は次の100年に思いを馳せながら、盛況のうちにすべてのプログラムが終了しました。