3月20日(火)、DAAD(ドイツ学術交流会)の主催による日本視察の一環で、ドイツの20の大学から学長、副学長、事務総長など総勢20名が慶應義塾大学三田キャンパスを訪れ、長谷山塾長、青山常任理事、國領常任理事、小尾国際センター所長、オステン法学部教授が、慶應義塾の協定校であるアーヘン工科大学、ケルン大学、フンボルト大学の代表者を含む一行を歓迎しました。
東館6階G-Labにて小尾所長がプレゼンテーションを行い、慶應義塾の歴史、国立大学との財政の比較、また現在取り組んでいる教育・研究における国際化の取り組みとして、海外の大学とのダブルディグリー制度や、長寿・安全・創造クラスターを軸とするスーパーグローバル大学創成支援事業などを紹介しました。これを受けて、大学の将来戦略、管理運営、研究活動、国際化といった日独共通の課題について活発な議論が交わされました。
その後キャンパスツアーを経て、最後に昼食会を開催しました。かつてDAAD奨学生であった慶應義塾の教員やドイツからの留学生、慶應義塾で研修中の協定大学職員など約50名が集い、和やかな雰囲気のなか、個人レベルでの日独間交流を深める機会ともなりました。