4月2日(月)、2018年度大学院入学式と大学学部入学式がパシフィコ横浜・展示ホールで行われました。
日吉記念館建て替え工事のため、卒業式に引き続き初めての外部会場での実施となりました。
午前中に行われた大学院入学式では、14研究科合計1,775名(修士課程1,330名、博士課程273名、専門職学位課程172名)の入学者を迎えました。
式は青山藤詞郎常任理事による学事報告に始まり、長谷山彰塾長が日本語と英語で式辞を述べました。長谷山塾長は、専門のみにこだわることなく、人と接点を持つことで初めて学問の価値が発揮されると語りました。続いて岡野栄之医学研究科委員長による教職員代表祝辞があり、最後に塾歌を斉唱し、式典は終了しました。
午後には大学学部入学式が行われ、別科・日本語研修課程を含む10学部合計6,528人の学部入学生が新たに慶應義塾の一員となりました。また、毎年入学式には卒業後50年となる塾員(卒業生)を招待しており、今年は1968年卒業の塾員が参列しました。
式では、青山常任理事による学事報告の後、長谷山塾長の式辞が続きました。式辞において長谷山塾長は、柔軟さを持ち、本質を見抜くことが学問であると語り、新入生が自身の目標に向かって努力することに期待すると述べました。その後、山本淳一文学部教授による教職員代表祝辞があり、続いて医学部の阿部大誠君が入学の辞を述べました。最後に1968(昭和43)年109年三田会から卒業50年記念目録の贈呈および挨拶があり、塾歌斉唱が行われました。
その後の應援指導部による新入生歓迎ステージでは、会場は一気に盛り上がりました。また、式の後には、横浜ロイヤルパークホテルにて卒業50年塾員招待会が開催されました。
初夏を思わせる陽気のなか、会場の外では和やかに記念撮影をする新入生や家族の姿が見られました。