慶應義塾高等学校野球部は、3月28日(水)、9年ぶり9回目の出場となった第90回記念選抜高等学校野球大会の初戦で滋賀県立彦根東高等学校と対戦し、4対3で惜しくも敗れました。
甲子園球場には、応援バスで駆けつけた高等学校生徒・教諭約200人に加え、大学生、一貫教育校生、保護者、全国各地の塾員(卒業生)約2000人が集い、平日の第1試合(午前9時開始)にもかかわらず大応援団がアルプス席を埋め尽くしました。
試合は左腕のエース生井淳己君が先発し、主将の下山悠介君や宮尾将君の堅い守りにも支えられ、5回まで両校無得点と接戦が続きました。6回に先制点を奪われたものの、7回裏の無死満塁の好機に善波力君が適時打を放ち、一時逆転しました。しかしその後の8回表で3点失点。8回裏に奥村拓馬君が1点を返したものの、残念ながら及びませんでした。
試合終了後、選手たちには応援席から惜しみない拍手が送られました。
選手や野球部関係者は、「この悔しさを次に活かしたい」と夏に向けたさらなるレベルアップを誓いました。