2017年度大学院学位授与式が、3月28日(水)に日吉会堂で行われました。日吉記念館が建て替え工事中のため、本年は同じ日吉キャンパスにある日吉会堂での実施となりました。今年度の学位授与者数は、14研究科合計1,607名(博士学位204名、修士学位1,238名、専門職学位165名)でした。
式は、青山藤詞郎常任理事の学事報告に始まり、長谷山彰塾長から各研究科修了者の代表に学位記が授与されました。続いて長谷山塾長は式辞で、福澤諭吉の「実学」の精神について述べ、それぞれが大学院において得た知識や能力を活用して社会に貢献していくことを願っていると語りました。また、慶應義塾の自由な気風の中で学んだ学生生活を忘れないでほしいとも語りました。その後教職員を代表して岡野栄之医学研究科委員長の祝辞があり、最後に塾歌を斉唱して式典は終了しました。
式には外国人留学生も多く参列し、幅広い年代の修了者がその家族とともに日吉キャンパスに集いました。式典後、修了者は研究科ごとの会場で学位記を受け取り、満開の桜のもと記念撮影をするなど、新たな出発の日を祝いました。