3月26日(月)、2017年度大学学部卒業式がパシフィコ横浜・展示ホールで行われ、10学部合計6,263名(通信教育課程240名)の卒業生が新たに義塾を巣立ちました。
日吉記念館建て替え工事のため、初めて外部会場での実施となりました。
式は、青山藤詞郎常任理事による学事報告に始まり、長谷山彰塾長からの学位記授与、表彰状授与、また卒業生への激励をこめた塾長式辞がありました。式辞で長谷山塾長は、変化の激しい時代に、事の本質を見極める洞察力や新しい解決策を生み出す創造力、また異文化を理解し、異文化が衝突した時に平和的に乗り越える交渉力、ごく普通の人間としての倫理観を備えることの重要性について語りました。そして、塾員代表の株式会社早川書房代表取締役社長 早川浩氏からの祝辞に続き、卒業生を代表して医学部6年の松垣道博君が答辞を述べました。
パシフィコ横浜・国立大ホールおよび会議センターに設けた家族会場でも多くの家族が式の中継を見守りました。卒業式終了後には、学部別の学位記授与や卒業25年塾員招待会、体育会小泉信三賞祝賀会、表彰学生授与式などが隣接する会議センターやヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルなど、各会場に分かれて行われました。
爽やかな海風に揺れる満開の桜のもと、家族や友人と記念撮影をする卒業生の顔は期待に溢れ、それぞれの門出を祝う華やかな雰囲気に包まれました。