この春慶應義塾大学に、元住吉国際学生寮と綱島SST国際学生寮の2つの新しい寮がオープンし、3月下旬から学生の入居が始まっています。
元住吉国際学生寮は、地上4階建ての留学生用居室60室と日本人学生用居室96室の計156室を擁する個室タイプの混住型学生寮です。食堂では朝夕の食事が提供され、健康面で大きなサポートとなります。また各階には共用キッチンダイニングやメッセージボードがあり、留学生と日本人学生同士が日常的に交流することができます。駅からのアクセスも良く、近くに大型スーパーやコンビニエンスストアもあるので買い物もとても便利で生活しやすい環境です。
綱島SST国際学生寮は、パナソニックの事業所跡地に開発された次世代都市型スマートシティ「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST)」内に新設された、地上9階建ての混住型国際学生寮で、留学生用居室82室と日本人学生用居室81室の計163室の個室タイプを擁しています。食事の提供はありませんが、共用キッチンダイニングが用意されています。9階のフリースペースからは街全体を見渡すことができ、寮生同士のコミュニケーションの場として活用できます。また、寮内の電力はタウン内のエネルギーセンターから供給され、一部を太陽光発電で補っているのも、綱島SSTならではの特色です。今後、1階のタウンマネジメントセンターのエクスチェンジスタジオは綱島SSTラボの拠点となる予定で、革新的な実証実験を通して、パナソニックと慶應義塾大学、地域との共同研究拠点としても期待されます。
いずれの寮でも、留学生の生活サポートを行う学部生や大学院生のRA(Resident Assistant)がおり、日本人学生と留学生との交流を促します。
綱島SST国際学生寮と元住吉国際学生寮のオープンにともない、慶應義塾大学の学生寮は計10棟、総収容可能人数は1524名となります。今後も、年々増加している世界各国からの留学生をスムーズに受け入れ、さらなるグローバル化を推進するべく、国際学生寮を計画的に整備、拡充していく予定です。
(参考)学生寮ページ