11月28日(水)・29日(木)の2日間、三田キャンパス西校舎ホール他にて、第7回サイバーセキュリティ国際シンポジウム「2020 オリンピックに向けて、サイバーセキュリティは万全か?トラストな環境に向かって」が開催されました。
今回のシンポジウムでは、オリンピックをはじめとした大規模なイベントを開催するにあたって対応すべき課題をテーマに、米国、英国、イスラエル、EUの各大使館の大使等も参加し、政府関係者や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員等による講演のほか、テーマごとのパラレルセッションが設けられ、サイバーセキュリティにおける世界と日本の動向や取り組みについて議論がなされました。
シンポジウムを主催した慶應義塾大学サイバーセキュリティ研究センターは、2016年11月にサイバー脅威に対応するための世界初の国際連携組織「InterNational Cyber Security Center of Excellence(INCS-CoE)」を設立しましたが、今回はその成果として、以下の3つの報告書等(White Paper)が公開されました。
1.IoTとOTの調査報告書
2.Global CTFの5年間計画書
3.International Mutual Recognition Technical Working Group (IMRT-WG)の設立書
会場には、各国の政府関係者や、業界関係者等が集い、国際色豊かなシンポジウムとなりました。