11月6日(火)、三田キャンパス南校舎ホールにて、慶應義塾大学・IBM共催の講演会「慶應義塾大学・IBMと考えるイノベーションとテクノロジーの未来」が開催されました。セッション1では、ジニー・ロメッティIBM会長・社長兼CEOと長谷山彰塾長による対談「イノベーションとテクノロジーを考える」があり、AIが社会に与える影響やAIを活用できる人材の育成などについて議論しました。対談の最後には、ロメッティ氏が自身の経験に基づいたアドバイスを学生に向けて話しました。また、「テクノロジーが社会にもたらすインパクト」と題したセッション2では、伊藤公平理工学部長、稲蔭正彦メディアデザイン研究科委員長、ダリオ・ギルIBM Research最高執行責任者バイス・プレジデントAI&IBM Q担当によるパネルディスカッションが行われ、続いて「テクノロジーとグローバル・エコノミー」と題したセッション3では、さまざまな企業で活躍している卒業生らを招いたパネルディスカッションが行われました。最後に、伊藤公平理工学部長による閉会挨拶で講演会は締めくくられました。
また同日午前には、矢上キャンパス創想館において、ダリオ・ギル氏によるAI活用における課題や将来展望などについての講演もあわせて行われ、多くの学生が参加しました。