11月19日(月)、三田キャンパス北館ホールにて、経済学部・商学部およびフランス銀行・在日フランス大使館が主催の講演会「Multilateralism in question:our common challenges seen from a European perspective (多国間主義における共通課題: 欧州からの視点)」が開催されました。
フランス銀行総裁のフランソワ・ビルロワドガロー氏により、世界の経済状況の現状について講演が行われました。具体的には、安定したGDP成長率や失業率および物価上昇率の低下の結果により、現在の世界経済は良好であるが、世界的規模での負債増大や保護貿易の問題もあり、国際間の緊張は高まっている。その一方で、金融の分野では強固な国際協調が存在していると述べました。
会場からは多数の質問が寄せられ、終始、熱心な質疑応答が展開されました。