平成29年度の9月入学式が、9月15日(金)10時より、三田キャンパス西校舎ホールにて、学部、大学院合同で挙行されました。
今年度の9月入学者数は、学部および別科・日本語研修課程合計350名(経済学部119名、法学部1名、総合政策学部44名、環境情報学部46名、別科・日本語研修課程140名)、大学院合計234名(修士課程155名、博士課程63名、専門職学位課程16名)でした。別科・日本語研修課程をはじめ、4年間全授業を英語で学ぶ経済学部のプログラム「PEARL(Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)」にも多くの留学生がこの秋入学し、国際色豊かな新入生で会場は満席となりました。
式は、青山藤詞郎常任理事の学事報告に始まり、続いて長谷山彰塾長が式辞を述べました。長谷山塾長は式辞のなかで、慶應義塾での学びを通じて、世の中の流行や周囲の声に惑わされず物事の本質を見極め、自ら判断し行動する独立自尊の精神を身につけてほしいと語り、さらに留学生に向けて、慶應義塾の歴史や日本の文化についても知り、さまざまな人々との交流により、異文化の違いを学問に基礎を置く平和的な方法で克服するすべを身につけてほしいと述べました。
その後、教職員代表の小澤太郎総合政策学部教授から、祝辞が述べられました。式辞および祝辞は、会場にいる留学生にむけて、日本語のあと英語でも語られました。そして、新入生を代表して経済学研究科の大屋栄君が入学の辞を述べ、最後に塾歌を一同で斉唱し、式典は終了しました。
晴天のもと、記念撮影をする新入生やその家族らの姿が多く見られ、三田キャンパスは入学を祝う華やかな雰囲気に包まれました。