平成28年度大学院学位授与式が、3月28日(火)に日吉記念館で行われました。今年度の学位授与者数は、14研究科合計1,667名(博士学位204名、修士学位1,288名、専門職学位175名)でした。
式は、長谷山彰常任理事の学事報告に始まり、清家篤塾長から各研究科修了生の代表に学位記が授与されました。続いて清家塾長は式辞で、それぞれの専門能力に加えて共通に求められる能力として、福澤諭吉が述べた「公智」と「奴雁」を紹介し、相対的に何が大切かを見極める能力と、ものごとを長期的な視点にたって判断することの大切さを語りました。また、外国人留学生向けに英語でも式辞を述べました。その後教職員を代表して髙橋郁夫商学研究科委員の祝辞があり、最後に塾歌を斉唱して式典は終了しました。
式には外国人留学生も多く参列し、幅広い年代の修了生がその家族とともに日吉キャンパスに集いました。式典後、修了生は研究科ごとの会場で学位記を受け取り、穏やかな晴天のもと記念撮影をするなど、キャンパスは新たな門出を迎えた喜びに満ちていました。