3月23日(木)、平成28年度大学学部卒業式が日吉記念館で行われ、10学部合計6,445名(通信教育課程237名)の卒業生が新たに義塾を巣立ちました。
式は、長谷山常任理事による学事報告に始まり、清家篤塾長からの学位記授与、表彰状授与、また卒業生への激励をこめた塾長式辞がありました。式辞で清家塾長は、福澤諭吉が「学問のすゝめ」で述べた「信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し」という言葉を紹介し、既成概念にとらわれることなく、事物の真の姿を理解することの重要性について語りました。そして、塾員代表の住友商事株式会社相談役 岡素之氏からの祝辞に続き、卒業生を代表して商学部4年の津田穂香君が答辞を述べました。
卒業式終了後には、学部別の学位記授与や卒業25年塾員招待会、小泉賞関連受賞祝賀会、表彰学生表彰式などが行われました。
当日の日吉キャンパスは春らしい穏やかな天気のもと、家族や友人と記念撮影をする卒業生で溢れ、それぞれの門出を祝う華やかな雰囲気に包まれました。