10月19日(木)、三田キャンパスにおいて、英国の公的な国際文化交流機関、ブリティッシュ・カウンシル理事長のクリストファー・ロドリゲス氏が、スポーツがいかにして社会を変えるエンジンの役割を果たすかについて講演を行いました。講演の中でロドリゲス氏は、2012年ロンドン大会での自身の経験を踏まえ、2020年東京大会というかけがえのない機会を最大限生かしてほしい、と学生たちに熱く語りかけました。また、オリンピックへの関わり方や、パラリンピックスポーツのあり方などについての学生からの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えていました。
講演後、ロドリゲス氏は、ブリティッシュ・カウンシル駐日代表マット・バーニー氏、同教育推進・連携部長の高橋知佳氏と共に、長谷山塾長、國領常任理事、渡部常任理事と懇談し、今後も両者の連携を深めていくことを確認しました。慶應義塾大学は、英国の多くの機関や大学と緊密な交流がありますが、11月にはロンドンにて、ブリティッシュ・カウンシルとの共催で、今年で7回目となる英国の学生向けの日本留学フェア、Experience Japan Exhibition 2017 を行います。ロドリゲス氏は英国オリンピック委員会の委員でもありますが、日吉キャンパスでは、横浜市、川崎市とともに、東京2020大会における英国オリンピック代表チームの事前キャンプの受け入れに向けて現在準備を進めているところです。
(参考)
Experience Japan Exhibition 2017のウェブサイト
東京2020オリンピック英国チーム事前キャンプ契約締結式(2017/03/23掲載ニュース)