清家篤塾長は、昨年に続き日本の大学長の代表として、1月17日から20日にスイス・ダボスにて開催された世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum/通称:ダボス会議)に参加しました。今回の主要テーマのひとつは、経済大国も発展途上国も、共通の課題に向き合いながらグローバル経済を活性化し、いかにして社会の発展を維持継続できるか、というものでした。中でも、AI等の発達によりもたらされる第4次産業革命に備え、新しい社会を担う人々の教育が重要であることは、各界のトップリーダーの共通認識となっています。
清家塾長は、18日に開催されたGULF: Global University Leaders Forum(世界学長会議/現26大学)において、日進月歩のテクノロジーに囲まれた今日の大学においての重要な課題や、未来の大学運営について討議しました。翌19日の産学によるセッション“Defining a Research Agenda to Shape the Digital Economy”では、デジタル経済において、産学連携研究の成果を幅広く活用するための課題についてディスカッションリーダーとして議論しました。さらに清家塾長は、同日の別のセッション“Insights from inside the World University Rankings”後のインタビューで、変化のめまぐるしい今、大学による社会貢献で最も重要なのは、どんな変化にも対応できる若者の育成であり、大学はその役割を十分果たすことができる、と語りました。
Times Higher Education による清家塾長インタビュー動画(02:37頃より登場)
世界経済フォーラム 公式サイト