慶應義塾大学大学院理工学研究科の小笠原健(修士課程1年)、同大学理工学部の石川絵梨(生命情報学科4年)、慶應義塾先端科学技術研究センター研究員の黄穎、同大学理工学部教授の宮本憲二の研究チームは、消滅型生ごみ処理容器「キエーロ」内部の基材および周辺土壌における細菌と真菌を対象とした網羅的菌叢解析を行いました。その結果、キエーロ内部の基材の微生物叢は一般土壌および周辺土壌とは明確に異なること、また表面からの深さによっても微生物叢が異なることを明らかにしました。さらに遺伝子の機能予測解析の結果、生ごみ分解に関連する代謝経路が豊富に存在することを確認しました。
この成果は、キエーロ中で生ごみがどのように分解されているかを科学的に解明する上で極めて重要です。さらに、分解効率をより高めた「スーパーキエーロ」の開発に寄与する、重要な基盤情報となります。
本成果は、2026年3月10日の日本農芸化学会2026年度京都大会で発表されます。