慶應義塾大学は、NPOの先導的人材を対象とする育成プログラム「慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム」( Keio Leaders Program for Nonprofit Management、通称:“KEIO LEAP for Nonprofit”)を開講します。また、そのパイロットプログラムを2025年9月より開始します。
日本や世界が直面する様々な社会課題の解決に向け、NPOやNGOを始めとするソーシャルセクタ―の重要性が高まっています。日本のNPOは長い歴史を有し、社会に重要性を示した阪神・淡路大震災からも30年経ちます。この間、日本の民間非営利組織も増加傾向にあり、約5万法人のNPO法人、約1万法人の公益財団・社団法人、約10万の一般財団・社団法人が国内に存在しています。
一方で、これらの組織が社会でその力を発揮するためには未だ課題が多く、特に広い視野で高いマネジメントスキルを持つ先導的人材の育成・強化が必要です。また、政府や企業などの理解や取組の深化や、クロスセクターでの連携も求められてきています。
本プログラムは、大学院レベルの教育実績等を活用し、先導的人材のマネジメントスキル向上に資する育成プログラムにより、個々の組織力を高めるとともに、ソーシャルセクタ―全体の飛躍を目指します。