慶應義塾大学医学部外科学教室(一般・消化器)の尾原秀明准教授、松原健太郎専任講師らは、「難治性皮膚潰瘍を対象とした間葉系幹細胞由来血小板様細胞(ASCL-PLC)の探索的臨床試験」について、同研究の第1種再生医療等提供計画が、慶應義塾特定認定再生医療等委員会により、再生医療等の安全性の確保等に関する法律(平成25年法律第85号)および同法施行規則(厚生労働省令第110号)の規定する再生医療等提供基準に適合している旨の判定を2020年1月24日付で受けました。
ASCL-PLCは、皮下脂肪組織に存在する間葉系幹細胞から作製した慶應義塾大学発シーズであり、AMED橋渡しシーズB(研究代表者:臨床研究推進センター 松原由美子特任准教授、研究開発分担者:宇留賀友佳子特任助教ら)としての支援を受けた開発品です。慶應義塾大学医学部および慶應義塾大学病院では、臨床研究の実施に向けて、再生医療等の安全性の確保等に関する法律および同法施行規則の規定に基づき、2020年4月16日厚生労働大臣へ本提供計画を提出、2020年6月11日厚生科学審議会において、第1種再生医療等提供計画の再生医療等提供基準に適合していると認められました。
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