慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下、慶應SDM)と一般社団法人慶應ラグビー倶楽部(以下、KRC)は、慶應義塾体育会蹴球部(以下、ラグビー部)と連携し、小学生を対象とした「体」と「心」の成長をサポートする教育研究事業「慶應キッズパフォーマンスアカデミー(以下、本アカデミー)」を開校します。本アカデミーは、あらゆる対象をシステムとして捉え、俯瞰的かつ緻密な視点でその実現を成功に導く考え方や方法論を教育研究する慶應SDMがプログラムの設計と検証を担当し、日本最古のラグビーチームである蹴球部OB/OGが中心となって設立したKRCがアカデミーの運営を担当します。
本アカデミーの特徴は、参加する子供(以下、アカデミー生)が自分の「体」と「心」に興味を持ち、その能力の向上を実感することのできるプログラムを提供することです。具体的には、走る、跳ぶ、投げるなどの運動能力と、考える、話す、挑戦するなどの思考・行動能力に着目し、その能力への興味喚起と向上を目的としたプログラムを設計し、そのプログラムをラグビーや陸上、体操の分野で日本代表やトップアスリート、慶應義塾体育会各部学生の育成に携わるプロコーチ陣を中心とする指導陣によって運営します。元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗氏もコーチを務め、リーダーシップなどの指導に加わります。
アカデミー生の成長やプログラムの成果を目的としてGPS受信機やドローン、高速カメラといったテクノロジーやデータを有効に活用します。また、そのデータによってアカデミー生が自分自身の成長や他者への理解を深め、運動能力や思考・行動能力向上につなげる行動変容を促す仕組みやプロセスを提供して検証するスポーツデータ利活用に関する研究も推進します。「社会貢献」「先端研究」「チーム強化」に繋げる大学スポーツの新たな試みでもあります。
アカデミーは、毎週月曜日と土曜日の夕方に下田ラグビーグラウンドにて実施する会員制のプログラムです。各クラスの会員を募集しており、5月11日(土)に開校式と初回のレッスンを実施しますので、是非ご取材のほど、よろしくお願いいたします。
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