7月12日(水)、日吉キャンパスにて教養研究センター主催の講演シリーズ「情報の教養学」が開催され、伊藤公平慶應義塾長による「独立自尊とAI」と題した講演が行われました。
今回の講演では、前半部分でAIを利用した技術革新のさまざまな事例が紹介され、特に、ボトムアップによるAI利用の制御、世界的な同意形成の必要性について説明がなされました。
講演後半では、「独立自尊」をテーマに、福澤諭吉先生の言葉である「立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践」することの大切さを、伊藤塾長自身の経験や慶應義塾の取り組みを踏まえながら、学生に向けて語りました。
学生からも、現在、塾生として、また、将来、塾員として、理想を実現するためにどのような行動をおこしたらよいか等、多くの質問が寄せられ、熱意に溢れた、活発な質疑応答がなされました。