1月10日(火)、「第188回福澤先生誕生記念会」が開催されました。慶應義塾では毎年1月10日に社中一同で創立者・福澤諭吉先生の誕生日を祝っています。今回は動画中継を行いつつ、3年ぶりに塾内関係者以外の方も三田キャンパス西校舎ホールに迎えました。
今年の式典は、幼稚舎生と横浜初等部生による「福澤諭吉ここに在り」合唱、ワグネル・ソサィエティー男声合唱団による「日本の誇」合唱に始まり、伊藤公平塾長による年頭挨拶、評議員会議長である岩沙弘道君の挨拶がありました。
続いて、髙橋裕子 津田塾大学学長が「福澤諭吉と津田梅子」と題して記念講演を行いました。新型コロナワクチン職域接種において、本学が津田塾大学の学生を受け入れたことにあらためて感謝の言葉をいただくとともに、創立者・津田梅子の生涯や福澤諭吉との関係、共通点について熱心に語られました。講演内容は『三田評論』3月号に掲載されますので、ぜひご覧ください。
講演後は、福澤克雄君が福澤家を代表して挨拶に立ちました。引き続いて、慶應義塾大学主催「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」表彰状授与が行われ、最後にワグネル・ソサィエティー男声合唱団による塾歌の合唱がありました。
式典にあわせて、慶應義塾ミュージアム・コモンズにて新春展2023「うさぎの潜む空き地」、福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館にて慶應義塾福澤研究センター新収資料展2023が開かれ、企画展を楽しむ様子が見られました。