慶應義塾では、これまで東日本大震災以後の電力事情、電気料金値上げへの対応および資源の有限性・環境保護等の観点から、さまざまな節電対策を実施してきました。これらの対策は継続した取り組みが重要です。このため、本年度も昨年度同様にキャンパス毎に節電措置を継続して実施していくこととします。また、電力使用量だけではなくガス使用量も合わせたエネルギー使用量を削減することでCO2排出量が減少し、環境負荷の低減に繋がります。皆様のご理解とご協力をお願いします。
1.節電目標(キャンパス単位)
三田キャンパス:2016年度の使用量を超過しないよう抑制
日吉キャンパス:2016年度の使用量を超過しないよう抑制
矢上キャンパス:2016年度の使用量を超過しないよう抑制
湘南藤沢キャンパス:2016年度の使用量を超過しないよう抑制
芝共立キャンパス:2016年度の使用量を超過しないよう抑制
信濃町キャンパス:2016年度の使用量の5%増を超過しないよう抑制
2.対象期間
2017年度中
3.具体的運用例
昨年度までの対策を踏襲します。また、以下の運用については、教育・研究・医療環境を過度に損なうことのないよう配慮しながら実施することとします。なお、個々の運用において、空室・不在時のこまめな消灯・空調の停止や電気機器類の省エネモードの設置の励行をお願いします。
(1) 空調
使用していない教室等の空調停止および適切な温度設定を行います(設定温度については空調運用対象期間前に別途案内します)。
(2) 照明
使用していない教室等の消灯および安全性と必要照度を確保し、減灯を行います。
(3) エレベーターの稼動
利用者に支障のない範囲で一部を制限します。
(4) 電気機器等
電気温水器・暖房便座等さまざまな電気機器類について必要最低限の稼動とします。また、持込電気機器類の使用は禁止します。
(5) 教室等の使用
利用申請のない教室等は照明ならびに空調機の稼動停止を徹底します。
(6) 啓発活動
見える化(電力使用グラフ)・ポスター・各自が使用しているパソコン等の電源OFF(待機電力削減)・消灯空調停止のお願いを実施します。
(7) クールビズ・ウォームビスの奨励
教職員に対して、クールビズおよびウォームビズを奨励します。
対象期間は、クールビズ 5月1日~10月31日、ウォームビズ 12月1日~3月31日
なお、ウェブサイトで公開している慶應義塾の電力使用状況(グラフ)につきましては継続して公開します。
慶應義塾の電力使用状況