慶應義塾

高校生対象AI翻訳授業プログラム「Borderless」を開催

―言語の壁を越え、世界の第一線で活躍する講師陣から学ぶ2日間―

公開日:2026.08.07
広報室

8月3日(月)・4日(火)の2日間にわたり、三田キャンパス東館にて、慶應義塾一貫教育校の高校生を対象とした特別プログラム「AI翻訳授業プログラム『Borderless』」を開催しました。 本プログラムは、「言葉の壁を越え、英語力に依存せずに理解し、考え、学ぶ」ことをコンセプトに、言語の壁を越えた学びの実現と生徒たちの未来を切り開く「志」の醸成を目的に企画された実験的な取り組みです。講義はすべて英語で行われましたが、AIを用いたリアルタイム翻訳サービス(CoeFont通訳)を活用することで、生徒たちはスクリーンや自身のPC、スマートフォン画面の日本語翻訳を通じて講義内容をリアルタイムで理解しながら受講しました。 

プログラム期間中、国際関係、ビジネス、学術など世界の第一線で活躍する多彩な講師陣が登壇し、それぞれの専門領域やグローバルな知見に基づいた情熱あふれる講義および質疑応答が行われました。

登壇講師(敬称略)

中満 泉 (国連事務次長)

シハブ・アフマド・アル・ファヒーム (駐日アラブ首長国連邦大使)

津坂 美樹 (日本マイクロソフト 代表取締役社長)  

茅野 みつる (伊藤忠商事 常務執行役員)

オステン・フィリップ (慶應義塾大学法学部教授)  

伊藤 公平(慶應義塾長) 

伊藤塾長は、専門分野である量子コンピュータについて講義し、ゲームや地図アプリのような身近な例を用いて量子コンピュータの進化や実用例について説明しました。また、自身のキャリア選択についても言及し、好奇心をもってさまざまなことに挑戦すること、人との出会いや交流することの大切さを語りました。質疑応答では量子コンピュータに関する質問や、自分に合う分野をどのように見つければよいかといった質問が相次ぎ、日本語、英語を交えた活発な質疑応答が繰り広げられました。

世界を舞台に活躍するリーダーたちの言葉に直接触れたこの2日間は、生徒たちにとって将来国際的に活躍するための高い志や探究心を育む貴重な機会となりました。慶應義塾では、今後も最新技術や新たな知見を取り入れた学びの機会を提供し、高い志と「独立自尊」の精神をもって「全社会の先導者」となる人材の育成に努めてまいります。

講義の様子(伊藤公平塾長)
生徒がPC画面のAI翻訳を参照しながら講義を受ける様子
講義の様子(オステン・フィリップ法学部教授)