法律学科4年(2025年度現在)
大学生活を振り返ると、自由度の高い環境の中で、自分の関心や将来像を試行錯誤しながら形にしてきた4年間だったと感じています。進学のきっかけは、高校時代に裁判を傍聴した経験でした。法廷で交わされる弁護士と検察の論理的な議論に強い魅力を感じ、「法を通じて社会を考える力を身につけたい」と思い、法学部を志しました。
入学後は、法律の基礎を丁寧に学びながら、自分の可能性を広げる経験にも挑戦しました。3年次から約1年半、ベンチャーキャピタルで長期インターンに取り組み、起業家と投資家をつなぐイベントの企画・運営や、投資判断のための企業分析、営業やバックオフィス業務まで幅広く経験しました。
学生でありながら大きな裁量を任される環境で働いたことで、成果に対する責任や、社会の中で価値を生み出す意識が大きく育ったと感じています。
3年からは、前田美千代先生の国際比較法ゼミに所属し、1年目は「忘れられる権利」をテーマに、各国の法制度を比較研究しました。インターネット社会における個人の権利保護という現代的な課題を通じて、法と社会の関係を多角的に考える視点を養うことができました。2年目の現在は独占禁止法を扱い、日米のフランチャイズ契約を比較しながら、契約自由と弱者保護のバランスについて研究しています。
また、高校時代から続けてきたフェンシングには、大学でも学生コーチとして関わり、学業やインターンと両立してきました。異なる分野に挑戦し続けられたのは、自分の選択を尊重してくれる法学部の学びの環境があったからこそだと思います。法学部は、自分次第で学びを深め、将来につなげていける場所です。
(掲載:2026年4月)