留学を決めた理由
                  私は韓国で生まれ、高校卒業まで韓国で生活してきました。しかし、このまま大学も韓国で進学すれば、今後一生韓国から出られないのではないかという不安を感じました。せっかく留学するなら、韓国よりも先進的な国に行きたいと思っていましたが、欧米は経済的な負担が大きく、現実的ではありませんでした。一方で日本には充実した奨学金制度があり、アルバイトの機会も多く、経済的に自立しながら留学できると判断し、日本への留学を決意しました。
                  その中でも、慶應義塾大学を志望した理由は大きく2つあります。1つ目は、「実学」の理念に基づいたカリキュラムに魅力を感じたことです。2つ目は、さまざまな分野で活躍されている諸先輩方の存在です。政治・経済はもちろん多くの分野で慶應出身の多くの先輩が活躍しているのを見て、その一員になりたいと思いました。