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慶應義塾では、教育・研究にかかわるさまざまな活動の促進、活性化を目的とし、基金を活用した学生・研究者への奨学金や助成金、留学支援等の支援事業を行っています。
【石井・石橋基金】
本基金は、国内外における慶應義塾の名声を維持・向上させ、その教育・研究・医療の持続的発展に寄与することを目的とし、2015年から運用を開始しました。この基金をもとに、現在までに7事業を展開しております(2024年7月現在)。ここに各事業のこれまでの実績をまとめ、今後も有意義な成果を発信していきます。
塾長のイニシアチブを通じて、国内外における慶應義塾の名声を維持・向上させ、その教育研究の持続的発展に寄与することを目的とし、次の事業を実施しています。
「慶應義塾一貫教育校派遣留学制度」は2013年に設立され、高校3年生、高校2年生、中学2年生、小学5年生を、名門ボーディングスクール(寄宿制学校)へ1年間派遣しています。生徒が世界中から集まる優れた人材と寝食を共にしながら切磋琢磨して成長することを期待しています。
慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金は、医学部独自の合格時保証型奨学金として2015年に創設されました。本奨学金は、入学試験における成績優秀者10名程度に、第1~4学年の各年度継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する大型奨学金です。福澤諭吉がかつて全国の精鋭が集まる「適塾」に学んだように、医学界のリーダーを育成すべく全国から集まった多彩な精鋭学生を手厚く支援することを目的としています。奨学金の採否が入学試験の成績で合格発表時に確定します。
また2020年度より国際的なフィールドで積極的に活動している学生を支援する国際活動支援奨学金を開始しました。将来、日本国内だけでなく海外でも国際的リーダーとして広い分野で活躍できる人材を育成することを目指しています。
慶應義塾大学若手研究者育成ものづくり特別事業では、理工学部を中心に湘南藤沢キャンパスを含み、ものづくりの将来を担う、資質豊かで指導力のある若手研究者の育成を目的として、以下の2事業を実施しています。
グローバルリサーチ発展事業は、国際研究大学としての慶應義塾の国内外における名声と地位を維持するのみならず、飛躍的に向上させ、将来におけるその持続的発展に寄与することを目的としています。
慶應義塾大学緊急医療体制支援特別事業は、「医学部および大学病院の医学・医療の機能の向上を図り、特に病院における国際化をはじめとする緊急医療体制の維持・発展に寄与すること」を目的として2019年度より開始されました。上記の目的を達成するため、主に次の2つの事業を実施しています。
具体的には、高度な医療を実現する特定機能病院としての国際化社会への対応と、これに伴う緊急医療体制の強化に対応するため、特に救急診療に従事する機会の多い部門における人材の確保・育成と診療環境の整備を中心に事業を展開します。
慶應義塾大学は医学部内に「石井・石橋記念講座」を開設しています。
本講座は、医学部・医学研究科および理工学部・理工学研究科が共同して運営する医工連携講座です。
両学部・研究科が共同で研究・教育の推進分野を設定し、教員の選考、講座(教室)の運営、評価を行います。
近年の「医工連携」は、工学が医学研究のニーズに応えて連携する従来の形にとどまらず、広く産業界を巻き込んで、ロボット、認知科学、さらにはAIやビッグデータ利用といった領域にまで拡張しています。
本講座の設置により、先端的な研究・教育を通じて、医学・医療の進歩とそれを支える科学技術の発展ならびに人材の育成に寄与する、世界をリードする医工連携のモデルの構築を目指します。
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