慶應義塾高等学校野球部は、8月12日(日)に行われた第100回全国高等学校野球選手権記念大会2回戦で高知商業高等学校(高知県代表)と対戦し、熱闘及ばず6-12で敗れ、3回戦進出はなりませんでした。
試合は、1点先制された1回裏に2点を挙げ逆転しましたが、2回表に7点、4回表に4点を与える苦しい展開となりました。たびたびのピンチを先発の生井君、4回から継投した渡部君の両投手と守備陣が粘り強くしのいで中盤以降は追加点を与えず、攻めては14安打を打ち、5回裏と9回裏にそれぞれ2点を返す猛反撃を見せましたが、あと一歩及ばず惜しくも2回戦敗退となりました。
満員となった1塁側アルプススタンドの応援席では、幼稚舎から大学までの在校生・卒業生・教職員などが一丸となって大声援を送り、得点時には「若き血」の大合唱が甲子園を轟かせました。10年ぶり18回目の出場となった記念すべき夏の第100回記念大会で、最後まで諦めることなく清々しい闘いを見せた選手たちの健闘を称え、応援スタンドからは惜しみない大きな拍手が送られました。