慶應義塾

経済学部の特徴

伝統と革新を両立する、慶應義塾大学経済学部の教育構造

慶應義塾大学経済学部は、慶應義塾の大学部理財科として設立され、日本初の経済学部として長い伝統を誇ります。理論と実証の両面を重視し、1・2年次には日吉キャンパスで幅広い基礎教育を受け、3・4年次には三田キャンパスで10分野にわたる専門科目を深く学びます。また、「研究会(ゼミナール)」「PCP(プロフェッショナル・キャリア・プログラム)」「研究プロジェクト」という三本の柱を中心に、国内外で活躍できる経済人の育成に注力しています。

経済学部の特徴

日本における経済学の魁

本学部は日本最初の経済学部です。慶應義塾の大学部理財科として1890(明治23)年に創設されて以来、理論と実証の両面で日本の経済学研究を先導してきました。さらに慶應義塾建学以来の「半学半教」の精神にのっとり、自由闊達な校風の中で先進的な経済学教育を行い、数多くの優秀な「慶應経済人」と称される卒業生を世に送り出してきました。現在、本学部の卒業生は実業界を始めとして学界、政界、官界など様々な分野で活躍しています。

世界を先導する経済人を輩出

本学部の教育目標は、世界を先導する次代の経済人を育成することです。そのためには、経済学の基本原理に対して確固たる知見を持つとともに、それを応用・実践できる能力を養い、さらに経済学のみに特化するのではなく幅広い領域の学識を身につけた人材を育てることが不可欠であると考えています。この目標を達成するために、本学部では積極的に新しい教育に取り組んできました。例えば、国際社会で活躍できる人材を育成するために、英語による経済学教育や海外の大学とのダブルディグリー・プログラムを推進しています。また、自分で考えをまとめて世界に発信していく能力を身につけてもらうために、自ら研究テーマを選び1年かけてじっくりと論文を執筆する研究プロジェクトや2年間にわたり学友と切磋琢磨できる研究会(ゼミナール)などの少人数教育にも力を入れています。

2つの履修タイプで教養を深め、3年次に合流し専門性を高める

経済学部1・2年次は日吉で一般教養と基礎を学び、「履修タイプA(経済理論・数学先習型)」と「履修タイプB(経済実態・歴史先習型)」のコースで学びを深めていきます。Aは演繹的手法、Bは帰納的手法を重視し、3・4年次の専門科目につなげます。3年次に2つの履修タイプが合流し、専門知識を得ながら研究を進め、最終的に論理と経験を融合した経済学的思考力を育成します。

専門教育の3つの柱

経済学部の専門教育には、講義だけでなく、学生の思考力・研究能力を伸ばすための「研究会(ゼミナール)」、「研究プロジェクト」、「PCP(プロフェッショナル・キャリア・プログラム)」という3つの柱を用意しています。

◆研究会(ゼミナール)

長い伝統を持つ、少人数クラスで開講される専門教育のコースです。2年間、特定の教員に師事することで専門分野を深く学び、その成果を卒業論文にまとめます。グループワークも含め、他者とのコラボレーションを重視した教育を行います。

◆研究プロジェクト

学生が自らテーマを設定し、1年かけて論文を執筆する個人研究のコースです。経済学だけでなくそれ以外の分野についても研究を行うことができます。個人の研究に対する熱意を形にすることが目的です。

◆PCP(プロフェッショナル・キャリア・プログラム)

すべて英語で開講される少人数クラスの専門教育のコースです。英語で専門知識を学習し、プロジェクト形式の授業を経験します。このプログラムを通じて、グローバル化の時代に対応した人材を育成します。

新時代を見据えたプログラム

慶應義塾大学経済学部は、伝統的な専門教育に加え、多様な視点と力を育む特色あるプログラムを備えています。すべて英語で学位取得を実現する「PEARL」は、国際的な場で活躍するリーダーの養成を目指します。2022年度より始まった「DEEP」は、データドリブンな経済分析力を磨き、「FACTS」はフィールドワークを通じて事実に基づく洞察力を養う履修構成です。2026年度より始まった「第二外国語プラス!」は、第二外国語の学習を出発点にひとつの言語圏の言語・文化・社会を集中的に探究しする教養プログラムです。これらを通じて、本学部では学生が時代とグローバル社会を見据えながら、多角的な学びを深化させる教育環境を整えています。

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