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[慶應義塾メールマガジン] No.210

◆慶 應 義 塾 メ ー ル マ ガ ジ ン◆◆2020.5.15◆no.210

慶應オンライン ご登録者の皆さま

 新型コロナウイルスの感染状況をふまえ、慶應義塾では4月7日から当面の間、原則として学内施設を閉鎖し、事務室を閉室しています(信濃町キャンパスと大学病院を除く)。そのためメルマガ4月号はウェブでの配信とさせていただきました。

 昨今の状況を受け、塾員の皆様より、慶應義塾へのあたたかいご支援のお申し出をいただいております。経済的理由により修学困難となった学生を一人でも多く支援できるように、また、新型コロナウイルス感染症に対する医療体制強化のために、皆様からのご支援ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
★新型コロナウイルス感染症拡大にともなう緊急支援のお願い
 https://kikin.keio.ac.jp/news/support-covid19/
                                           (編集部)
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 5月号 C O N T E N T S (目次)
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☆ お知らせ 新型コロナウイルス感染症への対応について
★ 話題の人 古関裕而と早慶戦
★ ちょこっと紹介 福澤諭吉の健康法
★ 塾員の皆様へのお知らせ 

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 お知らせ 新型コロナウイルス感染症への対応について
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 慶應義塾では、4月30日から、各学部・研究科において、オンラインを活用した授業が始められました。塾生が安心して学問に専念できる環境を整えるとともに、すべての塾生が一人も取り残されることなく、学問に芸術にスポーツに積極的に取り組むことができるよう、さまざまな支援策を講じています。

◆新型コロナウイルス感染症拡大にともなう緊急学生支援について —塾長メッセージ—
 https://www.keio.ac.jp/ja/news/2020/5/1/27-69699/

◆「経済的に困難な塾生を対象とするオンライン授業受講開始支援補助制度」について
 https://www.students.keio.ac.jp/com/scholarships/support-online-application.html

◆「慶應義塾大学修学支援奨学金 2020年度(春)」募集開始
(例年より規模を大幅に拡大して奨学生を採用。最大年額40万円、採用人数約1300名を予定)
 https://www.students.keio.ac.jp/com/scholarships/degreecompletion2020s.html

 経済的な支援だけではなく、精神的な不安や、さまざまな障害を抱える塾生への支援についても、新型コロナウイルス感染防止に留意しつつ、サポートを続けていきます。


 医療の現場である医学部・慶應義塾大学病院では、昼夜を分かたず全力をあげて新型コロナウイルス感染症との闘いを続けています。また、最前線での治療活動と並行して、COVID-19研究チームを結成し、ウイルス遺伝子の解析による詳細な疫学調査などの研究に取り組んでいます。

◆新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について(2020/5/1)
 http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40185/

◆【診療情報】入院・外来診療について(2020/4/30)
 http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40110/


 今後も慶應義塾は、教育・研究・医療活動の継続を図りつつ、塾生、教職員、関係者の健康と安全、感染拡大の防止を最優先に対応を行ってまいります。

◆新型コロナウイルス感染症について(本学の対応まとめ)
 https://www.keio.ac.jp/ja/news/2020/2/5/27-67413/

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 話題の人 古関裕而と早慶戦
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 現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった古関裕而氏は、生涯で5000曲もの作品を生み出した昭和の大作曲家です。歌謡曲、ドラマ・映画音楽、校歌など曲のジャンルは幅広く、「六甲おろし」、「栄冠は君に輝く」など、野球の応援歌も数多く手がけました。

 アマチュア野球の最高峰ともいうべき早慶戦にも、古関氏の残した曲が受け継がれています。昭和初期、慶應野球部は「若き血」や「丘の上」とともに勢いにのり、六大学リーグで10戦全勝優勝を成し遂げるなど、向かうところ敵なしの黄金時代を迎えます。対する早稲田は、重苦しい雰囲気をはねのけようと、知人のつてを頼って当時は無名の新人作曲家であった古関氏に新たな応援歌の作曲を依頼。こうして生まれた応援歌「紺碧の空」(1931年)は古関氏最初のヒット曲とも言われています。

 戦争による中断を経て再開した直後、今度は慶應が「紺碧の空」に対抗できる応援歌の制作を古関氏に依頼します。古関氏は自分が「紺碧の空」を作った手前躊躇するところもあったのか、早稲田の了解を作曲の条件としたそうです。無事早稲田の了解も得られたことで、慶應の応援歌「我ぞ覇者」(1946年)が制作されました。

 野球だけではなく応援歌でも激しく競い合ってきた両校ですが、互いの健闘をたたえ合う共通の応援歌も作られました。それが「早慶讃歌—花の早慶戦」(1968年)です。そしてこの曲も、早慶両校の応援歌を作った古関氏が作曲しました。この曲について古関氏は、「昔から早稲田と慶應とは互いにライバルであると同時に、良き友であります。この歌によって、それがなお一層深まることを望んでやみません」と語っています。

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 ちょこっと紹介 福澤諭吉の健康法
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 外出自粛生活が長引くと心配なのが運動不足です。こんな時だからこそ、自身の健康には最大限の注意が必要です。

 「先ず獣身を成して後に、人心を養え」との言葉を残した福澤先生はというと、自らの健康維持のために、居合、米つき、散歩を日課としていていました。幼少期に福澤先生とともに暮らした小泉信三は、当時62歳の福澤先生が夕方庭に出て刀を抜き振り下ろす様子を間近に見ており、元気なものであったと回想しています。また、毎朝早くに三田近辺を約5km散歩し、これに付き従う塾生たちによって「散歩党」も結成されました。

 居合や米つきを真似することは難しいですし、感染予防を考えると複数人で連れ立っての散歩も控えたいですが、今できる運動法で元気にこの時期を乗り切りましょう。

・福澤諭吉の散歩道(「塾」2008年SUMMER(No.259))
 https://www.keio.ac.jp/ja/contents/stained_glass/2008/259.html

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 今月の三田評論(5月号)
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・特集 新・読書論
・話題の人 「独立自尊」の気風が育んだ嵐の20年 櫻井翔さん
・三人閑談 キャンパスの植栽 
・福澤諭吉をめぐる人々 富田正文 

 https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/

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 塾員の皆様へのお知らせ
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※新型コロナウイルス感染症の影響により、多くのイベント、講座などが、開催の中止または延期、開催方法を変更するなどの対応をとっています。慶應義塾ウェブサイトや、各部門のウェブサイトをご参照の上、最新の情報をご確認ください。

 塾員の皆さまにもご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いします。

◆イベント、講座などのご案内◆

・慶應MCC オンライン受講が可能なビジネスプログラム一覧(順次対応中)
 https://www.keiomcc.com/program/

・イベントカレンダー
 https://www.keio.ac.jp/ja/events/

◆慶應義塾大学出版会からのご案内◆

・『マルクス経済学 第3版』(大西 広 著)
 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766426755/

・『理性という狂気 G・バタイユから現代世界の倫理へ』(石川 学 著)
 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766426694/

・『昭和期政軍関係の模索と総力戦構想 戦前・戦中の陸海軍・知識人の葛藤』(玉木 寛輝 著)
 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766426717/

・『入門講義 安全保障論』(宮岡 勲 著)
 https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766426793/

※現在、慶應義塾大学出版会のウェブサイト上では「一時的品切」となっておりますが、他の書店(ネット書店を含む)等で販売を行っているケースがございますので、ご利用ください。
 http://www.keio-up.co.jp/

◆慶應カードのご案内◆

・「慶應カード」の収益は奨学基金の原資となります。
 https://www.keiocard.com/

◆慶應義塾へのご支援をお考えの皆様◆
 https://kikin.keio.ac.jp/

・塾員バトン・インタビュー
 武田 隆一 君 青森三田会 会長
 https://kikin.keio.ac.jp/feature/interview-aomori-takeda/

・慶應義塾維持会
 https://kikin.keio.ac.jp/ijikai/

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 編集担当より
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※事務室閉鎖のため、4月号はメールでの配信を行わず、ウェブ掲載のみとさせていただきました。下記からどうぞご覧ください。
 慶應義塾メールマガジン(2020/04/16)
 https://www.keio.ac.jp/ja/contents/mail_magazine/2020/209.html

※当メールマガジンは、毎月15日前後に配信予定です。
 バックナンバーは以下でご覧いただけます。
 https://www.keio.ac.jp/ja/about/learn-more/mail-magazine/

◆ご意見、お問い合わせ、各種変更手続きについて◆

・メールマガジンへのご意見、ご感想
 mailto:mail-mag@adst.keio.ac.jp

・慶應義塾へのお問い合わせ・ご意見
 https://www.keio.ac.jp/ja/contact-us/

・住所変更手続き
 http://www2.jukuin.keio.ac.jp/address/

・慶應オンラインのメール転送先の変更、配信中止
 https://www.jukuin.keio.ac.jp/
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編集・発行:慶應義塾 広報室
〒108-8345 港区三田2-15-45 / TEL 03-5427-1541
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