記者の日常 #001（塾生新聞会）

　進路で悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。自分のことは自分がいちばん知りたいのに、やりたいことがわからないと孤独を感じてしまいますよね。私は進路で悩んでいるみなさんに「まだ焦らなくても大丈夫」という言葉を送りたいです。

　私自身も、やりたいことを見つけられたのは慶大に入学してからでした。まだ模索中ですが、現在は自己実現のために、さまざまなことに意欲的に取り組んでいます。やりたいことを見つけられたのは慶大でさまざまなことを学び、経験できたおかげです。大学では一気に世界が広がる、とよく言われますが本当にその通りだと思います。みなさんにも確かめてほしいです。これからも素敵な出会いがたくさんあると思うとワクワクします。
　人生、何が起こるかわからないです。私は受験生時代にオープンキャンパスに参加したのですが、慶大生がまぶしすぎて直視できませんでした（笑）。ですが、そんな自分も今は慶大生になっていて、このように記事を執筆できています。なんだか不思議な気持ちですが、とても幸せです。

（写真：秋の三田キャンパス）

（画像：文学部の専攻分野）
　私は人間科学専攻ですが、初対面の人には必ずといっていいほど「人間科学？どのようなことを学んでいるの？」と聞かれます。受験生のみなさんもなかなか想像がつかないと思いますので、人間科学専攻についてお話しようと思います。
　人間科学専攻では、人間についての総合的・多元的な理解をおこない、現代社会における人間・社会・文化に関するさまざまな問題を分析・解決できるようになることを目的としています。2年生の授業内容で特に印象的だったのは社会調査的方法でした。その授業では、等間隔抽出法を用いて無作為抽出する手順などを学びました。統計は難しいと感じますが、さらに勉強してできることを増やしていきたいです。
　3年次からは特定の分野を専門的に学べる研究会に参加できます。私の所属している研究会では、現在は輪読をおこなっています。新しい知識を吸収できる研究会は毎週の楽しみです。卒業論文のテーマは、家族に関連したものにしたいと考えています。
　興味を持ってくださった方は、ぜひ文学部や人間科学専攻のウェブページをのぞいてみてください！