慶應義塾

学生の声 2027 #009 環境情報学部

公開日:2026.10.29

環境情報学部2年 R.K. (東京都・本郷高等学校 出身)

興味関心のあるテーマを、多角的な視点から深められる強み

自分がやりたいことを見つけられる

 私は受験校を考えていた高校3年生の時に、 慶應義塾大学環境情報学部の公式サイトを閲覧しました。その際に、様々な専門領域で最先端の研究をされている先生方とともに、文理融合で学際的な学びができること、カリキュラムの自由度が高いことを感じました。

 ここであれば、やりたいことがまだ決まっていない自分でも、集中して取り組める興味関心のあるテーマを見つけ、将来へ向けた学びの方向を定めていけるのではないかと思い志望しました。

論理だけでは語れない「人間の行動選択」

 現在私は、入学後に見つけた「人間の行動選択」というテーマのもと、「人間の推測のメカニズムとリスク選好」について研究しています。そのために脳情報科学を専門とする研究会に所属しています。

 株式の取引や商品の購入、ギャンブルなどお金が動く現象には必ず人間の行動が関わっています。その際に人間は、論理的に考えて最もリスクを減らせる行動だけを取るわけではありません。現在の社会情勢、周囲の人や自分の今の状況など、様々なデータをもとに考えているはずなのですが、常に最も合理的な行動を選択するわけではないのです。私は、論理だけでは語れない人間の面白さを吟味した上で、その曖昧さまでを含めて「人間の行動選択」を予測したいと考えています。

行動経済学や機械学習も研究の一部分

 学際的な学びの強みは、興味関心のあるテーマを、多角的な視点から深められる点にあると思います。私の場合、デジタルデザイン系の研究をしている人や行動経済学を専門に学んでいる人から話を聞き、心理学系の科目、脳情報やゲーム理論の科目を併せて履修することで、自分の研究テーマ、実験手法への考察を深めています。

 さらに、脳情報科学を学ぶ過程では、コンピュータがデータからルールやパターンを学習し、それに基づいて判断や予測を行う機械学習についても学んでいます。「人間の行動を予測する」ことを1つの大きな目標に、その達成へ向けて学際的な研究に取り組む日々です。

海外で実感した語学力の大切さ

 初めての海外旅行も強く印象に残っています。大学2年生の夏に米国のハワイに行ったのですが、せっかくの海外なので、翻訳機には頼らずに乗り切ろうと決めていました。入国審査での英語の質問に「ああ、本当に海外にいるのだ」と感じたことを今でもよく覚えています。フレンドリーな人々との会話、レストランで苦労した座席交渉などを通し、語学力とともに伝える気持ちの大切さを学び、英語が話せることで広がる世界を実感しました。この経験を活かし、今後は海外留学にも挑戦したいと考えているので、語学試験のための勉強にも力を入れています。

 受験生の皆さん、自分の憧れに近づくチャンスです。諦めずに頑張ってください。SFCでお待ちしています。


この記事は、受験生向け大学案内『ガイドブック2027』に掲載したものです。

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掲載内容は2025年度取材当時のものです。