慶應義塾

学生の声 2027 #008 総合政策学部

公開日:2026.10.29

総合政策学部2年 S.O. (香川県・県立高松高等学校 出身)

自分で自由に組み立てる学びを、新たな一歩のきっかけに

1年生から研究会で学びを深められる

 大学を選ぶ中で慶應義塾大学の総合政策学部に惹かれたのは、学べる領域の広さと、それぞれの領域の深さです。私は広い興味分野を持っていました。単なる経済学ではなく、まちづくりであったり、環境問題であったり、特定の一分野にとどまらないものだったのです。そんな私にとって横断的な学びの可能性はとても魅力的でした。

 研究活動の大きな特色は「研究会」の存在です。SFCでは1年生から研究会に所属できます*。授業で得た知見や生まれた興味を研究会で深め、やりたいことを決めていく、というイメージです。また、研究会は自分の強みを伸ばす場でもあります。私は今、NPO法人での地域活性化活動の経験を活かし、まちづくりに関する研究を行っています。地元香川県の地域活性化について詳細にまとめることが目標です。

*原則として、2年次から学期ごとに最大2つの研究会を履修できますが、1年次であっても、担当者から特に認められた場合に限り、1学期に研究会A(4単位)、研究会B(2単位)のいずれか1科目だけ履修する ことができます。

問われるのは自分の意見を伝える力

 SFCでは、一般選抜の小論文(p.137参照)からも読み取れる通り、自分の意見を相手に伝える力が問われると思っています。それを強く感じたのが入学後の授業でした。グループディスカッションで、全員がしっかりと芯のある意見を持ち、積極的に議論する姿勢に驚かされました。

 また、SFCには起業する学生が多いですが、その大きな理由は、学び方を自分で自由に組み立てられるカリキュラムにあると思います。時間を有効に活用できる学びの構築、そこから生まれる余裕が、新たな一歩を踏み出すきっかけになっていると思っています。

七夕祭の開催責任者としてのやりがい

 課外活動としては、SFCでの学園祭である七夕祭(p.156)の実行委員会に所属し、執行部長という学生側の開催責任者を務めています。七夕祭は、学園祭でありながら地域の夏祭りという側面を持ち、藤沢市の後援も得て盛大に開催されるイベントです。

 夜には花火も打ち上げられる、高校の文化祭とは比べ物にならない規模のイベントを学生主導で行うので、やりがいも非常に大きいです。また、協賛を依頼するための連絡業務や数百人の団体を統率する経験は、将来にも大いに活かせるものだと思っています。

地方から慶應義塾を目指す受験生のために

 私は高校時代、都市部と地方の教育の格差、特に地方の進学への選択肢の少なさを感じていました。そのような問題意識から私は、地方から慶應義塾大学を目指す受験生に学生の声を届ける活動に取り組んでいます。今までに、地元の高松市で行われた早慶合同説明会や大阪シティキャンパスでのSFC説明会などに参加してきました。

 皆さんには、思っていることを言語化できるようになってほしいです。それは、自分の意見を相手に伝える力になり、受験にも入学後にも役立ちます。多くの時間を割いてきた努力は決して無駄にはなりません。信念を持って最後まで頑張ってください。応援しています。


この記事は、受験生向け大学案内『ガイドブック2027』に掲載したものです。

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掲載内容は2025年度取材当時のものです。